カトリック築地教会
2012年 05月 31日
曲げわっぱの弁当箱を求めて銀座へ。しかし目当てのもの見つからず、足の向くまま築地を抜けて明石町へ。聖路加病院一帯に差し掛かると、突然静けさに包まれ、不思議な心持ちとなる。大きな病棟を見上げると、いったいどのくらいの人々が生と死の境にいるのだろうか、などと考えてしまう。そこに忽然と、小さなパルテノン神殿のような建物が現れた。関東大震災の後に建てられ、空襲を免れた木造モルタルの教会だという。ますます不思議な心持ちとなって佃大橋を渡り、月島駅でようやく日常に戻った。
by kstokyo | 2012-05-31 23:59 | 暮し箱